今回も、「(ギリシャ神話に)あぁーこんな話があったよねー」と一人「うんうん」と思いながら読みました。たくさんの神々、英雄が登場するギリシャ神話の全てを覚えているわけではありませんが、現代風にアレンジしていくとこんな風になるのかー、と感心します。目と歯が、三人で一つしかない三姉妹や、キュクロプス、セイレンなどなど。怪物は不死身であり、倒すことはできるが、時間がたつと復活すると言う設定で、だからこそ、大昔に過去の英雄達が退治した化け物と再びパーシーたちが対峙することになるのですが、まさに、うまいっ!って感じです。 ... Read More
ギリシア神話が物語全体で巧みに利用されています。グローバーを女と勘違いしたポリュペモスは結婚式の準備をします。逃げられない状況でグローバーは女のふりをして花嫁衣裳を織るのですが、時間をかせぐために織ったものをほどきます。もちろんそれはポリュペモスに見つかりますが、このあたりは神話のペネロペを思い出させます。
またグローバーが捕らわれている島への航海途中でパーシーはキルケやセイレンと出会いますが、これもオデュッセウスの帰国の様子をうまく使ってあります。 ... Read More